スペード（シエンタ）の右側面板金塗装のご依頼を頂きました。（大垣市より）
前から軽トラックが一方的にギリギリを横切って行った時傷を付けられたそうです。
ドアの外に付いているドアミラーまでキズ付いてた上に、ドアの窓ガラスまでに前から後ろにかけ焼けた様な線キズが付いていました。
その時の、状況が分かるような気がします！
作業に入って行きます。
凹みは無さそうですが、擦り傷が磨いて落ちるような傷ではなかったので、耐水ペーパーの800番程度のペーパーを使いキズを取り除きます。
（ドアのサッシ部分にもキズが付いて居るのですが、プラッスチックなので傷が落ちない為、新品部品交換になります。）
ドアの傷を取り除いた所に、若干？キズを取り除いた時の色の段差が出ているので、このまま塗装をしてしまいますと削った色の段差が塗装の仕上がりの時に、キズを取り除いた時の跡が出てしまいますので、その色の段差を無くす為にプライマリーサフェーサー
と言う防錆効果・軽い傷消し・色の段差を整えてくれる役割をしてくれる、塗装をする前の下地作りに欠かせないプライマリーサフェーサーを吹いて行きます。
サフェーサーを塗らない所以外に掛かっては行けないので周りを、新聞紙やマスキングテープを使い養生して行きます。
サフェーサーを何回かに分け塗り重ねて行きます。
セッティング時間を置いて強制乾燥して、サフェーサーを水研ぎペーパーの800番～
1000番程度で研磨して行きます。
サフェーサー以外の所も塗料の密着を良くする為に1500番～2000番程度の細かな傷を均一に
掛けて行きます。
足付け作業完了後、塗装ブースと言う部屋に車を入れ塗装の準備取り掛かります。
（すいません、写真完成まで撮り忘れてしまいました）
塗装しない場所に色が飛んでも良い様に周りをマスキングテープを使い養生して行きます。
作業完了後、ホコリ・汚れを取り除く作業、脱脂作業と言う液剤をボディーに掛け
綺麗な紙タオルで丁寧に拭き取りを必ず行います。
拭き取り後、調色して置いた色を修理した場所サフェーサーの部分に塗って行きます。
サフェーサーが見えなくなるまで回数を重ね下地を止めて行き、色が止まったらボカシ
と言う作業を行い、色を順番に少しずつ塗り幅を大きく広く塗って行きボカシ作業完了です。
色が塗り終わったら、最後に色の保護・光沢を出す作業クリアーコートして行き塗装作業
完成。
クリヤーコート後セッティング時間を置いて強制乾燥を行い、塗装面にホコリ等小さな
ゴミが付着してしまいますので、それを取り除く作業をして磨き込んで行き完成です。
取り外した部品を取り付けて行きます。
洗車して納車です。
この度は、誠にありがとう御座いました。
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