ドア同士が当たりドアの硬い部分の角が折れ曲がってしまったの事で、板金塗装修理のご依頼を頂きました。 （ラッシュ 大垣市より）
お車が２６年１１月と、とても新しくちょっとした折れのキズなのですが直さない訳には行かず板金する事になりました。
新しいと気になってしまいますし、若干色の割れがキツかったのでしばらくしたら錆びてくる可能性が大だとも思いますので直された方が良いと思いました。
早速板金に取り掛かりたいと思います。
ドアの折れがきつく隣接パネルと段差が出来ていましたので、ドアの裏からキズが付かない様に段差が無くなるまで出して上げ様と思いドアを開けて出す箇所を良く見てみると！色が割れていました。
矢印の部分が、色が割れていました。
色が割れていた事に少しビックリしてしまい、損傷箇所はそれ程ひどくないのにドアの裏まで色が割れるという事は、当たった時はかなり衝撃が有ったんだと思います。
このままでは錆びてしまいますので、塗装の時に錆びない様にドア裏も塗装致します。
ドアの表面は綺麗に隣接パネルと段差も無く、違和感なども無いので色を削りそして、鉄板と色の境目を滑らかにして行きます。
色の段差（エッジ）が取れたらハンマーリングした箇所などの軽いヘコミなどの修正としてパテと言う粘土の様な物を板金下箇所に塗って行きたいと思います。
パテ乾燥後、１２０番～２４０番程度でパテを研磨して行き、ドアのプレスに合った様に触って違和感が内容に研磨して行きます。
研磨後、このままでは塗装に入って行けませんので、パテの上にさらに下地を整える為にプライマリーサフェーサーと言う防錆効果・軽い研ぎキズなどを埋めてくれる優れものを吹いて行きます。
プライマリーサフェーサー吹くに当たって、サフェーサーが余り関係の無い箇所に付着してしまっても余り好ましくないので、必要最低限の箇所だけを吹くため周りを新聞紙やマスキングテープを使い周りを養生して行きます。
サフェーサーを数回に分けて塗り分けて吹いて行きます。
サフェーサー乾燥後、水研ぎペーパーの８００番～１０００番程度でサフェーサーを研磨します。
研磨後、サフェーサー以外の箇所も塗料の密着を良くする為に１５００番～２０００程度でドア全体を足付け作業を致します。
こんな感じです。
足付け後、塗装専用ブースに車を入れ塗装の準備に入って行きます。
サフェーサーを吹く時とは少し違い、大きく周りをマスキングテープを使い養生します。
塗装に入る前に脱脂作業を必ず行います。
脱脂作業は、ホコリ・汚れを取り除く為に塗装面の脱脂作業を行います。
塗装に入って行きます。（前もってボディーに合わせて調色して置きます）
サフェーサーの下地が見えなくなるまで数回に分け色を吹いて行きます。
まだ、下地が透けて見えて居るので塗り込んで行きます。
下地のサフェーサーが見えなくなったら、最後に色の保護・色の艶出しと言ったクリアーコートをして塗装完了です。
艶が無かったのが、クリアーコートをする事によってこれだけの艶が出て来ます。
セッティング時間を置いて塗装面の強制乾燥を行います。
乾燥後、塗装面にホコリなどが付着して居る事が有るので、その時はホコリを丁寧に取り除き磨き込んで行きます。
取り外した部品を取り付けて本当の完成です。
コーティングもして有りましたので、コーティングも施工しました。
洗車して納車です。
この度は、誠にありがとう御座いました。
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