大垣市よりご来店頂きました。 ヴィッツのフロント衝突事故の板金修理塗装のご依頼を頂きました。
ﾎﾞﾝﾈｯトの先端が折れ曲がっているのがハッキリと分かります。
フロントバンパーは
樹脂と言う事も有り接触した時は変形したと思いますが、今現状は凹みが戻っていて
たいした事がないように見えますが、フロントフェンダーと沿う部分がずれて浮き上がって
居るのが分かります
マークのそばは割れています。
フロントバンパーを外して中の損傷を見てみますとヘッドライトランプは何とが割れも無く
傷も無い様なのでこのまま使用して行きたいと思います。
真ん中で半分に割れているのがエネルギーと言ってハッポスチロールの固めみたいなので
出来ている物で襲撃を多少吸収してくれています。その後ろのホースメントと言う鉄板の
厚みの有る材料で作って有る部品は大丈夫そうです。
ﾎﾞﾝﾈｯトを板金して行きたいと思います。当板とハンマーを使ってもとの形に近づけて
行きます。取り替えるバンパーを取り付けﾎﾞﾝﾈｯトのライン・隙間が有っているかを確認
します。
ラインがは大体は出ている感じですが？バンパーとﾎﾞﾝﾈｯトが重なっています？
と言う事は、ﾎﾞﾝﾈｯトを開けた所のパネルが中に入りこんで押されて居る事が分かってきます。
このままでは新品のバンパー交換しても傷が付いてしまいますので、損傷しているパネルを
修正して行きたいと思います。（作業写真忘れました）
修正した後、再度フロントバンパーを仮付けして行きます。
修正前とは違い、重なりは無く綺麗な隙とラインが出ているので板金修正完了です。
板金したﾎﾞﾝﾈｯトの先端を叩いた後などが分からない様に色を削り削った色の段差を滑らかに
して行き、鉄板の出ている部分にパテ粘土の様な物を塗って行き平らなラインを成型して行きます。
形成が出来たら、さらに下地を整える為にプライマリーサフェーサーと言う防錆効果・
浅い傷消し等と言った役割をしてくれます。
サフェーサーが必要のない所に掛からない様に周りを囲って行き、何回かの回数に分けて
サフェーサーを塗って行きます。
今回塗装をするのはボンネットのみなので、作業がし易い様に車から取り外して作業を
して行きます。
サフェーサーの強制乾燥後、水研ぎペーパーの800番～1000番程度の細かいペーパーを
使い研いで行きます。
サフェーサー以外の部分は塗料の密着を良くする為にさらに細かい15000番～2000番程度
の物で均一に足付けを行います。
調色した色を塗装する前に脱脂作業と言う必ず行う作業を行います（ホコリ・汚れを取り除く
役割をしてくれるプレソールと言う脱脂剤）
全体の脱脂作業完了後、サフェーサーの塗って有る部分見えなくなるまで回数を重ね
て下地を止めて行きます。
下地が見えなくなったら、少しづつ大きく範囲を広げて行き色をボカスと言った作業を
して行きます。
ボカスと言う作業を行い色の違いを分かりにくくして行く作業です。
最後に色の保護・艶出しのクリアーコートして行きます。
クリアーコートしていない時とは光沢が違うのが分かります。
セッティング時間を置いて強制乾燥を行います。
乾燥後、細かいホコリ等が付着してしまいますので、それを取り除く作業をして磨き
込んでいきます。
新品バンパーを取り付けマークも取り付けます。
最後に取り外して作業をしたﾎﾞﾝﾈｯトを取り付けて完成
コンデンサー・ラジエターと作業の際、取り外したので水の点検・クーラーガスの補充・ヘッドライトの光軸調整をしてお客様の元え
洗車して納車です。
この度は、誠にありがとう御座います。
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