車屋さんからのご入庫です。車検時にお客様がドアのすり傷の修理金額を教えて下さいとの事で見積もりに伺い修理代金をお伝え致しました。
お伝えした所、修理される事になったのですがこちらの勝手な都合で修理でのご入行を先延ばしして頂きました。(ご無理をお聞き入れて頂き大変誠にありがとう御座いました)

そして、後日お車のご入庫をして頂き修理に取り掛かりました。
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ドアに付いているキズは凹んでいませんが、そこそこ深いキズでしたので早速した処理を行います。
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キズをただ無くせだけでは仕上がりに影響が出ますので、キズを取り除いた色の段差を
滑らかになる状態まで丁寧に下処理をします。

その後に、さらに色の段差を取り除く為に粘土の様な物を(パテと言う材料を使います)
処理した箇所に塗ります。(パテを研ぎ終わった写真です)
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パテの乾燥後ペーパーの120番~180番程度でパテを丁寧に研磨して行きます。

研磨後、色の段差などが分からないぐらいになっていますが、塗装するに当って下地が大変重要になってくるので
下地を整える為に、防錆効果やパテを研磨した時などの研ぎキズをなどを修正してくれる優れものプライマリーサフェーサーと言う処理を行います。

専用の塗装用のガンを使いプライマリーサフェーサーを吹いて行きますが、余りサフェーサーが必要の無い所に付着しては行けないので、新聞紙やマスキングテープを使い
周りを養生して行きます。

養生が出来たらサフェーサーを数回に分けパテの上に吹いて行きます。
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サフェーサーの乾燥後サフェーサーを水研ぎ800番~1000番程度で研磨します。

研磨後、ドア一面を塗料の密着を良くする為に1500番~2000番程度(この位の番手ですと
磨き込めば消えてしまうぐらいの足付けです)でドア全体を足付けします。

足付け完了後、塗装専用ブースに車を移動してここでも塗装しない箇所にマスキングテープを
使い周りを養生して行きます。

塗装の準備が整ったら脱脂作業と言う大事な作業を行います。
脱脂作業は、汚れ・ホコリ等取り除いてくれる役割が有ります。

脱脂後、イヨイヨ塗装に入って行きたいと思います。
色は事前にボディーに合わせ調色して有る物を使い塗装いたします。

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・最初の一回目はバラ吹きと言って塗料のハジキチェックを見たいな感じで行い

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後は下地のサフェーサーが見えなくなるまで塗料を数回に分け塗り込みます。

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・最後に色の保護・色の艶出しと言ったクリアーコーティングを塗装して行きます。

・塗る前と塗った後では感じが違うのが分かりますでしょうか?

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これで塗装完成です。

後は、セッティング時間を置いて塗装面の強制乾燥を行います。

乾燥後、塗装面に小さなホコリ等が付着して居る事が有りますので、そのホコリを
丁寧に取り除き磨き込んで終了

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取り外した部品を取り付け、最後に洗車して納車です。

この度は、誠にありがとう御座いました。

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