キツク折れ曲がった板金塗装修理のご依頼を頂きました。プレミオ (大垣市より)
ドアの一番下の角が、かなり折れ曲がって居る状態の損傷が見られ錆も出ています。
まず、後ろのドアと面が合うように折れ曲がった部分の修理板金して行きます。
ドアの面が綺麗に出たら、凹み等が有るので凹みをスタッドと言う機械を使い銅ワッシャー
を付けて引っ張り出し平らに近づけて行きます。
板金が終ったら、パテと言う粘土の様な物を板金した箇所に塗って行きます。
パテを塗る事によって板金した箇所の軽い凹みを綺麗に平らに形成して行く為にパテを
塗って平らを得て行きます。
パテ乾燥後、パテを研磨して行きます。空研ぎで120番~240番を使って研いで行きます。
パテが研ぎ終わったら、パテの表面をさらに整える為にプライマリーサフェーサーと言う
防錆効果・研ぎ傷を埋める役目をしてくれるサフェーサーを塗って行きます。
サフェーサーが関係ない所に飛ばない様に周りを新聞紙等で囲って、何回かに分けサフェーサー
を塗って行きます。
サフェーサー乾燥後、塗料の密着を良くする為にサフェーサーの足付け、その周りも塗料の
密着が良くなる様に細かい足付け1500番~2000番程度で足付けして行きます。
塗装専用ブースに車を入れ塗装作業の準備をして行きたます。
ここでも、色が掛かってはいけない所にマスキングをテープ使い紙張りをして行きます。
紙張りが終ったら脱脂作業と言うホコリ・汚れ等を取り除く作業を行い、いよいよ塗装に入って行きます。
下地のサフェーサーが見えなくなるまで何回かの回数に分け塗り重ねて行きます。
(ピンボケ気味ですいません)
下地が見えなくなったら、色を少しずつ大きく塗り広げて行く作業をボカシ作業と言います。
この作業が多少の色のズレを分かりにくくしてくれます。
最後に色の保護・艶出しの役割をしてくれるクリアーコートをして行きます。
艶が出た感じが有ると思います。(自分で写真撮っておきながら分かりにくいかも)
これで塗装完成、セッテイング時間を置いて強制乾燥を行い、乾燥後塗装した面に細かい
ホコリ等が付着してしまいますので、取り除く作業をして全体を磨き込んで完成です。
洗車して納車です。
この度は、誠にありがとう御座いました。
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