バイクに追突され、後ろ側のリアバンパーにキズが付いてしまいと言う修理内容のご依頼を頂きました。（大垣市よりご来店です）
追突された箇所の損傷はさほど酷くも無く取替と言う事にはなりませんでしたが？
お車が若干古く新品部品のバンパーを頼んだとしても、バンパーに色が付いていないので塗装をしなくては行けません。
では、作業開始です。
色が削れたり凹んだりとしていなかったので、
作業の内容としては、
まず、キズが付いている箇所を耐水ペーパーの８００番程度でキズを取り除いて行きます。
そこで？キズが取りきれれば塗装に入って行きますが、
キズが少し深くバンパーの下地が見えるまでペーパーを掛けてしまう時は、下地処理としてプライマリーサフェーサーと言う下地処理には欠かせない作業を行います。
で、今回は下処理のプライマリーサフェーサーと言う作業はしないので、バンパー全体に細かい足付けを行います。
塗料の密着を良くする為に塗装する箇所は必ずペーパーを使い全体を足付けします。
足付けした状態が、こんな感じで艶が引けた状態になっています。（分かりにくくてすいません 汗 ）
↓
塗装の準備も出来た所で、事前に色合わせをして置いた色を吹いて行きます。
色を吹く前に脱脂作業を必ずします、脱脂作業は塗装面のホコリ・汚れを取り除く為に行います。
（少し余談で？このお車の色・カラーは単色の白色で、ベースの塗装が終わった後に色の保護・艶出しと言ったクリアーコートの塗装を行いますが、一昔前までは白と言った単色カラーは色だけの塗装のみでした。
経験された方も居るかもしれませんが？白色等は年数が経つにつれて洗車した時にボディーの色・カラー色が洗車の水と共に流れ落ちている経験有りませんか！
時代は流れ、今は自動車修理補修を行う時は、必ず色を保護する為の半透明なクリアーコートを必ず塗装致します。（材料によりクリアーコートを行わない時も有ります）年数が経ったとしても、洗車している時に色が流れ落ちると言う事は無くなりました。）
本塗装に入って行きますね。
最初はバラ吹きで塗装面のハジキが無いかチェックしつつ吹いて行き、後は回数を重ね色を塗り込んで行きます。
（写真撮り忘れてしまいました 汗 ）
そして最後に色の保護・艶出しの役目をしてくれるクリアーコートを塗装して行きます。
↓
光沢感が有るのが分かりますでしょうか （笑）
これで塗装完了です。
少しセッテイング時間を置いたのち、機械を使い強制乾燥を行います。
乾燥後塗装面にホコリ等が付着して居る事が有るので、丁寧にホコリを取り除き磨き込んで完成です。
取り外したバンパーを車体に取り付けて行きます。
↓
洗車して納車です。
この度は、誠に当社をご利用頂きありがとう御座いました。
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